①「ビニール袋」は本当は「ポリ袋」?
コンビニやスーパーなどで見かけるレジ袋や、家庭ごみを入れるゴミ袋、これらの袋を「ビニール袋」と呼んでいませんか?
しかし、通常「ビニール袋」と呼ばれているもののほどんどは、「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」のフイルムでできた「ポリ袋」です。「ビニール袋」とは、本来、塩化ビニール製樹脂のフイルムでできている袋のことを言います。日本では塩化ビニールで作られた「ビニール袋」が歴史が長いため、「ビニール袋」という呼び名が一般的になっています。
しかし、通常「ビニール袋」と呼ばれているもののほどんどは、「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」のフイルムでできた「ポリ袋」です。「ビニール袋」とは、本来、塩化ビニール製樹脂のフイルムでできている袋のことを言います。日本では塩化ビニールで作られた「ビニール袋」が歴史が長いため、「ビニール袋」という呼び名が一般的になっています。
②ポリ袋(ポリエチレン)は燃やしても安全です!
ポリ袋は燃やしても、有害ガスは発生しません。もちろんダイオキシンも発生しませんので、環境にやさしく、安心してご使用いただけます。また塩化ビニールについても、以前は「ダイオキシン発生説」が流れていましたが、現在では「ほとんど関係ない」と言われています。「ポリ袋」は加熱して別の形状に再加工でき、安全に燃やすこともできるので、環境にやさしい商品です。
③ロットの話
「ロット」という言葉をご存知ですか?これは商品の生産単位のことです。ポリ袋の生産には「最低ロット」という言葉があります。例えば、「最低ロットは100枚」や「最低ロット10,000枚」などで、「最低これ以上作った方が経済的ですよ。」の意味です。もちろん1枚からでもポリ袋を作ることができますが、1枚だけポリ袋を作ると、その生産コストは20,000円くらいします。すると、1枚20,000円以上のポリ袋になります。もし同じ製品を10,000枚作製すれば、1枚当たりの生産コストは約2円になります。
つまり、ロットを多くした方が1枚当たりの生産コストは抑えることができます。
実際には「枚数限定で作成したい」、「デザインをこまめに変えたい」、「10,000枚」では多すぎるなど、ご要望は様々あると思います。その際は、最適な方法を提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
つまり、ロットを多くした方が1枚当たりの生産コストは抑えることができます。
実際には「枚数限定で作成したい」、「デザインをこまめに変えたい」、「10,000枚」では多すぎるなど、ご要望は様々あると思います。その際は、最適な方法を提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
④材質の違い
ポリ袋の材料のポリエチレンは、大きく「HDPE高密度ポリエチレン」と「LDPE低密度ポリエチレン」の2種類に分けられます。商品やお店のイメージに合わせて選べば、より魅力的なポリ袋ができます。
HDPE高密度ポリエチレン
スーパーやコンビニのレジ袋として使用されているポリ袋の材質です。熱に強く、水も通しにくく、引っ張った場合でも破れにくい材料です。また、加工がしやすく、レジ袋はもとよりポリ角底袋(袋の底が四角になっているポリ袋)などにも使用します。
擦りガラスのようなイメージがあるので、色を合わせたり、デザインも色々と変更でき、とても汎用性の高いポリ袋ができあがります。
LDPE低密度ポリエチレン
光沢とやわらかみのある材質です。ファッション性を出すことができ、スポーツ用品店やアパレル関係のお店にぴったりです。弾力性があり、引っ張り、引き裂けに対して非常に強い素材です。
ソフトな触感があるため、ショルダーバッグや紐付き手提げ袋などに適しています。
名前 |
材質 |
用途 |
HDPE高密度ポリエチレン | LDPEと比べて少し硬く、パリパリした感じの半透明の素材。強度があり、薄くても丈夫な袋ができるので経済的。 |
おしぼり袋、かさ袋、レジ袋など |
LDPE低密度ポリエチレン | 最も一般的に使われるポリ袋。水より軽く、柔らかい。透明性にも優れている。経済的で多種多様の製品が量産できる。 |
ゴミ袋、米袋など |
IPPインフレーションポリプロピレン | 透明性に優れ、滑り性も良く、コシも強い。 |
野菜袋、靴下、Yシャツ袋など |
OPPオリエンテットポリプロピレン | 透明度に優れつやがあり高級感がある反面、シール性が悪く、防湿性・気体遮断性には不向き。 |
アクセサリー袋、衣料品袋、小物袋など |
ナイロンポリ | バリア性や保存性に優れている。冷凍・温熱が可能。 |
生鮮食品全般など |